お客様の声

井上様
社会保険労務士に関してはそれまで全く無知で、井上先生との関わりを通し、その仕事内容を知った次第です。
当時、家内は原因の分らない病気に苦しんでおり、病名(科学物質過敏症)が分かったのは、発症してから数年が経ってからの事でした。
今では社会問題となりマスコミ等でも取り上げられてもいますが、当時は偏見も多く、病気として正当に受け入れられなかったのが実情です。症状の進行に伴い本人は日常生活が出来ないところに次第に追いやられ、匂いの無い場所を探し求めながらの生活を余儀なくされたのです。「科学」が現代社会に浸透し、ありとあらゆる場所で、又、生活の仔細にまで入り込んでいる事から言えば、例え一時的に避難出来たとしても、そこから逃れようは有りません。実際、この間だけでも数十回、住居空間を変え、様々な方法をも模索しましたが、分かったのは安住が不可能だという事と、その命と引き換えに経済的な支援が付きまとい、家族はその覚悟と向き合わされたと言えます。その為に不幸な結果を招いてしまった例は、身近に届いています。
たまたま、支援組織から送られる機関誌を通し障害年金の存在を知りました。最初、役所にこのことを相談しましたが、役所の対応は何処も他人事で、身近に接することは有りませんでした。又、医師の証明があっても、自覚症状に依る申請では受給に至るのは非常に難しいと言う返事しか返って来ませんでした。実際、当時、受給に乞こぎつけた例は私の住む市では皆無立った筈です。確かに、申請の為の手続きも煩雑で、素人が、此の行政の壁に立ち向かうのは難しいのは自明かも知れません。その後、井上氏を知ることになったのですが、氏は最初からこの難題と親身に向き合い、作成の際のアドバイスを初め、その中で粘り強く対応していただいたのを今も思い出します。そして、その事が受給に繋がりました。おそらく個人ではその壁を乗り越えるのは難しかったと思われます。その事を通し行政の専門家の経験や知識の大きさを改めて痛感させられました。

今もこの障害年金を糧にして、本人はこの病気と闘っています。

私は赤ちゃんの時の高熱が原因か、生まれつきなのかわからない聴覚障害者で障害者手帳は持っていましたが、15才位から無くし、その後新しい手帳は貰っていたものの障害年金の事など全く知らずに40代まできました。知った時、まず、役所で相談しましたが、もう40年以上も前の病気の証明が出来ないだろうとの理由で年金は無理言われ諦めかけた時、インターネットで年金ネットワークを見つけすぐに妻が電話しました。
状況を話すと「年金受けれますよ」と言って下さり井上先生を紹介して頂きました。
井上先生は私の様な古い過去に遡って、当時の病院や学校関係、私の知人や私と関わった人達との連絡の橋渡しなど、病院のカルテが残っていない、障害者手帳も途中で変わっている、20才頃の通院も無いなど何一つ当時からの病名を証明できる物が無い状態でも諦めず「次はこれ」と，私の記憶を上手に引き出して下さり、これでもかと思う程いろんな方面で力を貸して下さいました。途中もう無理かなと私は諦めかけたりもしましたが、先生は力強く励まして下さり「大丈夫ですよ」と安心させて頂きました。
８ヶ月先生と共に戦って障害基礎年金1級の通知を貰った時は涙が出ました。
又、その反対に障害者として生きている者にとって年金受給手続きや国の決まり事など大変厳しい現状に憤りも感じています。
私の様な難しいケースでも諦めず先生を信じて本当に良かったと心から思い、恩人である井上先生には感謝でいっぱいです。
私と同じ様な方がおられましたら諦めないで井上先生に相談してみて下さい。きっと先生は全力で力を貸して下さると思います。